肝付町岸良地区の夏を彩る伝統行事「ナゴシドン」。
本年度は下記の通りおこないました。
【令和5年度 ナゴシドン】
8月14日(月)
16時……平田神社で神事
17時過ぎ…岸良海岸で神事、神舞奉納、茅縄くぐり
※神舞:浦安の舞、薙刀舞、山の神舞。
※浜下り(平田神社~岸良海岸までの徒歩移動)はおこなわず、車で移動いたしました。
浦安の舞は、山口県下関市在住の江原千花さんに舞手を務めていただきました。
台風接近により中止とした2019年にもご参加いただいていた方で、
今年、念願かなって奉納していただくことができました。
江原さんはフリーの女優・ダンサー・モデルとして活動していらっしゃいます。
ぜひ、公式HPよりご覧ください。
薙刀舞は、地元出身の男性が舞手を務めました。
この舞の唯一の教え手で、長年ナゴシドンに携わってこられた方が昨年亡くなられたため、
生前教わったことを思い出しながら奉納してくださいました。
山の神舞は、神社関係者のお孫さんが奉納されました。
お兄さんが舞手を務め、妹さんが太鼓を叩くという、とても微笑ましく頼もしく、
ありがたい光景を見ることができました。
当日は、驚くほど多くの方が見に来てくださいました。
ありがとうございました。
太陽が山の向こうに隠れ、影になって若干涼しくなった岸良海岸で、
夕方のやさしい雰囲気に包まれながら行うことができました。
ご参加いただいたみなさん、
お手伝いいただいた肝付町社会福祉協議会のお2人、
ご協力いただいた肝付町役場、教育委員会のみなさん、
足を運んでくださったみなさんに、あつく御礼申し上げます。
おかげさまで、縮小開催を余儀なくされていたコロナ禍を乗り越えることができました。
また来年も、この素朴ながら美しい光景をお見せすることができますように。
何卒よろしくお願いいたします。
令和5年8月18日
ナゴシドンのつなぎ手実行委員会